男性が女性にカワイらしさを求める

2011.07.14

男性が女性にカワイらしさを求めるのはいつごろからなのだろう。九二年の中野区の小・中学生の生活と意識に関する調査をみると、すでに小五の頃から男性は「自分に合わせてくれる女性を恋人にしたい」と思う比率が全体の半数を超え、やさしく気のつく女性を好ましく思っていることがわかる。一方女性は小五の頃から「リードしてくれる男性を恋人にしたい」と思っているということがわかる。このように子どもの頃から、男はリードし、女は従うもの、という性的な役割分担がすりこまれていることも、男にとって「自分の意見をもつ女性がかわいくない」と感じられ、「自分に従わないことがわがまま」と受け止められる要素になっているともいえる。女性の心理的発達をみても(九二年のブラウンとギリガンによる研究〈『ジェンダーの心理学』〉)八〜九歳の女の子は相手の不当な行動に抗議したり、自分の気持ちを素直に伝える時にはけんかすることも勇気ある行動としてとらえられるのに、コ、コー歳以後では、自己主張は、否定的にとらえられ、相手にあわせることでいい子・いい女の子となり、自分を表現しなくなるといわれている。女性は仕事の場では、自立や自分の意見を表現することを求められているのに、恋人との間では、「やさしく、かわいく、相手に合わせる」ことを求められる。つまり男性の理想とする鋳型に合わせることで相手から気に入られ、結婚へと進むのである。「私は何もできません」「あなたに助けてはしいの」とかわいらしさを演じるプリティーウーマンは、頼りなさを演出する。たとえば高い子どもっぽい声は、かわいらしさの表現だが、日本のアナウンサー(女子)の声の高さは九五年で242ヘルツで、アメリカのアナウンサーの202ヘルツよりはるかに高いといわれている。目本の女性歌手の声のトーンは、外国人歌手よりはるかに高くか細い頼りない。日本では低い声のアイドルはいないのである。これは女性歌手に「かわいらしさ、頼りなさ」が求められているからだろう。

[おすすめ結婚関連サイト一覧]
南青山の教会挙式プラン
http://www.le-anges.gr.jp/chapelle/wedding.html
東京の結婚式場なら南青山ル・アンジェ教会
http://www.le-anges.gr.jp/