損切りの地点をあらかじめ決めておく

2011.07.14

分析がすべてあたるのであれば何も問題はないのですが、世の中そううまくはいきません。予想していたのとは逆の方向にレートが動いていく、ということがかならず起こります。そこで必要になってくるのが、「ストップロス」です。いわゆる「損切り」のことで、「●損失を最小限に抑える●新たに次の取引を行なうことにより、投資資金を有効に利用する」というものです。たしかに、「これだけ下がったのだから、そろそろ上がるだろう」と我慢していたところ、まったく反転せず、強制決済されてしまうということも起こりえます。ですから、どこかで見切りをつけ、資産を守るということが必要だといわれているのです。たとえば、10万円を投資資金として取引を開始したとしましょう。2万円を維持証拠金として米ドルを1万ドル買った場合、余剰金は8万円ですから、8円下落すれば強制決済されます。損失額が余剰金の額に達したら強制決済されます(ここでは、スワップポイントと手数料を考慮しないことにします)。つまり維持証拠金の2万円だけ残して、8万円を失うわけです。この場合、たとえば1万円の損失が出た時点でいったんストップロスし、損失を確定さぜたあとで、気をとり直して別の通貨でポジションを持っていれば、8万円の損失どころか、逆に利益を生んでいたかもしれません。ですから、ポジションを持った段階で、「○○円になってしまったら損失確定の決済」という指示を行なうことが重要だといわれています。