マツダが残したイメージは?

2011.08.22

マツダが残したイメージといえば、もはや生産中止とあいなったRX‐7と、オープン2シーターブームを世界中に巻き起こしたロードスターぐらいのものだ。が、こいつはごく特殊なクルマだ。カローラやアコードのようなオーソドックスなクルマで横綱相撲をとり、ブランドイメージを築いてはじめてクルマビジネスは成立する。逆にいえば、それがないとクルマビジネスは成立しない。たとえば、02年に登場したアテンザだ。このクルマ、マツダならではというものがどこにも見られない。フォードのバッジを貼れば、そのままフォードと呼べるクルマだ。そもそも「これがマツダだ」というイメージをマツダ自身が持っていないのだから、どんなクルマを作っても、それを具現化しようがないのである。私はそんなアテンザがこの厳しい日本のマーケットで成功するとはとうてい思えぬ。

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