SCM先進企業の成長スピードがますます加速している。SCM先進企業デルコンピュータの売上高は二兆円を超えた。今も五〇%前後の成長を続けている(一九九八年度売上高は一八〇億ドル)。一九九九年五月から七月の第二四半期では、売上高は六一四億ドル(約六八〇〇億円)を超え、瞬間的であるがPC業界ナンバーワンの座を獲得した。その原動力となっているのがインターネット販売だ。デルがインターネット経由でパソコン直販を始めたのは三年半前の九六年七月。一日の売上高が一〇〇万ドル(一・一億円)を超えたのが九七年三月。九八年夏には六〇〇万ドル(六・六億円)へ、そして九九年七月にはなんと三〇〇〇万ドル(三三億円)へ急拡大した。SCM先進企業の成長に、今までの常識は通用しない。爆発的急成長を続けるSCM先進企業は、あっという問に市場を味方に付け、伝統的企業を打ち倒す。天国と地獄。株価の状態は、まさにその表現がぴったりだ。