「怒り」よりやっかいな感情「悲しみ」

2011.03.31

悲しみに打ちひしがれているときこそ、ハートを開いて、自分が自分の救世主となり温めてあげましょう。ある意味、悲しみにくれている人より、怒っているほうが幸せかもしれません。怒りはエネルギーを発しているから、よしあしはあるにしても活力があります。反して“悲しみ”は、人からエネルギーを奪い取ってしまう感情なのです。失恋や大切な人の死など、何かを失ってわきあがってくる悲しみ、憤りからわきあがってくる悲しみ……、さまざまな悲しみがあります。最も苦しい悲しみは、体験者それぞれの背景によります。悲しみは、心臓、つまりはハートで感じるものです。心臓とハートは同じものですが、肉体的機能を心臓が果たし、精神的なスピリチュアルな側面をハートが果たしていると考えておけばわかりやすいと思います。悲しい出来事に逍遇し、胸が苦しくなった経験は誰でもあるでしょう。悲しみはハートで感じるスピリチュアルなものですが、心臓のポンプ運動を弱らせるなど、肉体的にも影響を及ばします。悲しみを感じることで苦しくなるので、血液循環が悪くなり、生命力も薄まり、免疫系統が弱まってしまうこともあります。喪失による悲しみでショックから立ち直れず、病床に臥すケースが少なくないのは、このような理由からなのです。悲しみは外見的にも老けさせます。怒りも疲労させるネガティブ感情ですが、エネルギーを発散するため、精神は落ち着き、肉体のみが疲れるので、怒ったあとはゆっくり眠れることが多いのですが、悲しみの場合の疲労はそうではありません。悲しみは、バイタリティやポジティブなど『太陽の資質』と呼ばれる、私たちのなかの明るさの養分を消費してしまうほどのパワーを持っています。悲しいときこそ、太陽の光を浴びにでかけてください。暗い部屋のなかでベッドに潜り込むよりも、太陽のパワーによって癒されることを選択しましょう。また、悲しみは恐怖心も生み出します。なぜなら、ときめいたり、希望を持ごとり、恋をしてドキドキしたりするのと同時に、喪失感を抱いたり、傷ついたりするのもハートだからです。かつて輝いていたハートも、さまざまなショックからハートのチャクラが傷つき、裂けてしまったり、穴があいてしまう痛みによって、幸せとの混乱が起こり恐怖心が生まれるのです。ハートとはまるで、希望に満ちあふれていてハッピーな結婚式場と、悲しい葬儀場が隣り合わせで存在しているようなもの。つまり、希望と恐怖とは表裏一体なのです。心臓は生命をつかさどる器官としても大切な存在です。同時に、悲しみや喜びを感じるハートは、あなた自身のすべての感受性が入っている宝箱なのです。
(参考)
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