サイズが合ってないのは、「油断」に見える

2011.05.26

小さいのを着ているのもみっともないし、大きいのを着ているのもみっともない。サイズ選びは、美しく服を着るための大前提です。もちろん、そんなこと、みなさんはご存じだと思うんです。でも、隙がある!どんなにいつもきちんと服を選んでいるという人でも!私もたまには同じように失敗をします。その失敗というのは、「バーゲンで安いから、まあいいや」とか、「この色が好きだから、ちょっと大きいけど、まあいいや」とかいう隙。洋服を手に入れるときにする自分への言い訳。また、自分の体型が変わったり、服のメーカーのサイズ設定が変わったりしているのに、「私はずっと9号サイズだから」という、願望に近い思い込みによる油断もあります。油断や隙につけ込まれるなんて、まったく、最近巷で起きている本当の事件のようじゃありませんか!たとえば、小さいサイズを着てコンパクトに見せようとしているシャツーニの腕あたりもパツパツで、ちょっとかがんだら背中の肉が丸見え。うーん、いただけません。たとえば、ほどよい緩みがいいと勘違いしてはいているパンツ。ヒップのあたりがユルユルでお尻が下がって見える。うーん、バック美人にはなれません。たとえば、試着したら入ったのでうれしくなって買ったSサイズのニット!ピタピタが仇になって、下着の線までひびいて見える。うーん、大人のきれいな着こなしとは言えません。たとえば、ふわりとはおるためのスプリングコート!いくらはおるとはいえ、サイズが合わなければ、まるで借り物風情。うーん、着こなし美人とは言えません。さらには、トップスとボトムスという、上下のサイズ感のバランスという問題もあります。細身のクロップドパンツには、ふわりと優しい素材感のブラウスを合わせると素敵だけれど、この場合は、ブラウスが羽衣のように軽やかに見えるように、ちょっと大きめのほうがきれい。逆に、エレガントなワイド系パンツなら、トップスはボディにフィットするコンパクトなニットやシャツのほうがきれい。要は、サイズが合っていない、上下のサイズ感が合っていない、のどちらも、遠目ほど、わかってしまうものなんです。小さなタグに書いてある号数はある程度の目安になるだけ。だいいち、そんなもの、服を着てしまえば、まったく見えないものなんてすから!それよりも、ほんのちょっとの油断や隙で、全体の印象をすっかり変えてしまうなんて、なんてもったいないこと!「まあいいや」と思うアナタの油断が仇になる。このフレーズを、標語のように、繰り返してください。